秋葉原 柳森神社のぶち猫

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秋葉原にはたまに行きますが、5回に1回くらいは、神田川を渡って柳森神社に立ち寄ります。神様へのお願い事はそこそこに、おもな目的は、柳森神社のマスコット猫の現況確認です。

柳森神社(やなぎもり神社)

秋葉原駅の南側、万世橋警察署の裏手に、神田川があります。商店の間の細い通路をとおり、歩行者専用の橋で神田川を渡ると、左手前方に緑青(ろくしょう)色の屋根の柳森神社が見えます。

神社の三角屋根はかなり高いはずですが、オフィスビルに囲まれると、そこだけ凹んで見えます。

表にまわり、道路に面した正面側から見たところ。後ろに見えるホテルはワシントンホテル。奥の高いビルは西口駅前の秋葉原ダイビルです。

千代田区の公式HPによると、

長禄2年(1458年)太田道灌が江戸城の鬼門除として現在の佐久間町一帯に植樹した柳の森に鎮守として祭られたのがはじまりとされ、万治2年(1659)に神田川堀割の際に現在地に移りました。柳の樹も堀の土手に移植され、江戸の名所になりました。

と紹介されています。

柳森神社といえば、このたぬきが有名ですね。

さらに、富士講関係の石碑がたくさんあります。

柳森神社の猫

柳森神社には猫がいます。この子です。

ネットで情報を調べたところ、このぶちねこは、少なくとも3年前にはもう柳森神社に住み着いていたようです。

耳の先がV字にカットされているのは、動物愛護団体が実施するTNR(野良猫に対する去勢・避妊手術)の対象になったことを示します。

ということは、このぶち猫は、もとから柳森神社の飼い猫だったわけではなく、野良猫がここに住み着いたものと推測されます。

今ではほぼ柳森神社の飼い猫になっています。下の写真で猫のとなりに座っている方は、境内の清掃を担当している方です。猫の世話もお仕事のうちなのだそうです。

道路と神田川に挟まれた柳森神社の境内は狭いです。20m×30m程度しかありません。でも、一匹の猫のテリトリーとしては程よい広さです。境内には、小さいながら山あり、池あり、森ありと、猫が飽きずに暮らせる環境があります。

神社の奥には家屋があります。

門から猫がでてきました。こっちにやってくるのかと思いきや…

わたしには何の関心もない模様。自分の行き先しか見ていません。

無視された……行ってしまう猫。

今何歳なのでしょう。名前も知りたいです。今度、神社の人に聞いてみようかな。

下の写真は今年の梅雨の時期に撮った写真で、紫陽花がきれいです。

境内には、ちょっと座って休憩できる木のベンチもあります。

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