真鍋島の概要
概要
真鍋島は、瀬戸内海の漁業の島。小さいながら歴史のある島で、その深みのある街の景観から、映画「瀬戸内少年野球団」や「獄門島」のロケ地にも選ばれました。
眞鍋島を含む笠岡諸島には、全部で31の島があります。そのなかには人口が1000人を超える規模の島もありますが、瀬戸内海の島には珍しく橋が一切かかっておらず、いまでも離島の環境と雰囲気が残っています。
所在地 : 岡山県笠岡市
面積 : 1.49k㎡
人口 : 約300人
真鍋島へのアクセス
真鍋島への行き方を紹介します。本州側からは毎日多数の船便があります。四国側からは土曜日のみ船便があります。
本州側、四国側からのそれぞれのアクセス方法を、順にご紹介します。
本州(岡山県笠岡)からのアクセス
旅の起点は笠岡駅・買い物も駅で
本州側から真鍋島に向かうフェリーは、岡山県の笠岡港から出ています。
笠岡港の最寄りの鉄道駅はJR山陽本線の「笠岡」駅です。新幹線の停車駅「岡山」から笠岡駅までは、頻繁に在来線の電車があります。
笠岡駅の構内にはカフェやコンビニがあり、食事や買い物ができます。駅から笠岡港への道筋には買い物できる場所はないので、島に持参する食料は駅構内のコンビニ(セブン-イレブン)で調達してください。
飲み物は、真鍋島に自販機があるので買わなくても大丈夫です。
笠岡駅から笠岡港への行き方
笠岡駅の改札は一箇所だけです。駅を出たら、右手に見える商店街を30メートルほど入ると、JRの線路をくぐるための地下道の入り口があります。
線路をくぐった先の地下道出口付近に、笠岡港への道順の案内があります。右側の地図は笠岡諸島の航路を示す地図です。中ほど向かって右側に飛び出しているのが真鍋島です。
地上にでたら、国道2号線を渡って案内地図の道順に従って進むと、徒歩5分程度で定期船のりばに着きます(約400m)。
フェリーの乗り方
乗船するのは、三洋汽船の「笠岡・佐柳本浦航路」です。
真鍋島までは約1時間。料金は普通船1040円、高速船は1790円です。料金はかなり違いますが、所要時間はたいしてかわりません。
時刻表は、三洋汽船の公式サイトでご確認ください。
チケットを買ったら、スロープを降りて船に乗ります。この写真の船が、真鍋島に向かう船(普通船)です。途中いくつかの島を経由して終点が真鍋島です。
小さいですが、空調の効いた快適な船です。
夏休み期間中の土曜日でも座席に余裕がありましたから、混雑はそれほど心配しなくてよいように思います。
四国(香川県)からの行き方
眞鍋島の近くには、猫の島として有名な佐柳島があります。わずか2.5kmしか離れていないので、両方まとめて訪問したいところです。
しかし、佐柳島のアクセスは四国(香川県)側からの船便がメインで、岡山県(真鍋島)側からの船便は一週間に1往復(土曜日)しかありません。
土曜日を日程に入れると、四国側から佐柳島を経由して真鍋島に渡ることができます。
わたしは、8月の土曜日に多度津港(香川県)から佐柳島経由で真鍋島に渡り、そのまま岡山県に抜けました。瀬戸内海を横断する船旅でした。
その旅行記は別にまとめましたので、ぜひご覧ください。
真鍋島の地図
真鍋島の地図です。縮尺を上げると、瀬戸内海での位置関係がわかりやすいと思います。
真鍋島での過ごし方
宿泊・トイレ・食事など
小さな島ですが、複数の宿泊施設や食堂があります。船便も多く、観光に適しています。港にはトイレや飲料の自動販売機もあります。
宿泊施設の詳細は公式サイトを参照してください。
🏨 旅館 民宿 島宿三虎(10,800円から)
🏠 ゲストハウス INN THE CAMP(素泊3500円)
🏠 ゲストハウス ZENTA SUITE(素泊4500円)
🏡 民宿 漁師小屋 (素泊5000円から)
本浦集落には食堂やカフェもありますが、不定休っぽいので、事前確認は必須です。
☕ モトエカフェ
コーヒー、カレーなど
🍴 船出
鮮魚料理
日帰りの方は、軽食を持参したほうがよいと思います。島で買い物ができる場所は少ないので、笠岡駅構内のコンビニで買って持参することをおすすめします。
飲料は、港の近くに自動販売機が複数あります。
真鍋島の猫、島の景色について
真鍋島と言えば猫なわけですが、猫の写真は量が多いので別記事にしました。また、本浦集落内の風景なども写真にとってきました。
よろしかったら、こちらの記事もお楽しみください。