青島には宿泊施設はありません。売店はもちろん自動販売機もありません。一切の買い物ができません。
青島から一番近い宿泊施設は、青島行きの船が出る長浜町の民宿です。
長浜の街には、コンビニが2軒、スーパーも1軒、飲食店もあり、食べ物、飲み物、そして猫の餌の調達が可能です。
青島への旅 長浜の街
長浜は海と山の間の狭い平地に広がる小さな街です。JR予讃線の伊予長浜駅があり、松山から各駅停車で70分です。こじんまりとした駅は港の近くの国道沿いにあり、裏手は山です。
JR伊予長浜駅から青島海運のフェリー乗り場までは徒歩約2分と至近です。駅舎の前に並ぶ自動販売機は、フェリー乗り場から一番近い自動販売機です。
民宿やスーパーは駅から少し離れた市街地にあります。駅から市街地までは徒歩6分ほどです。2階建ての古い家屋が並ぶ長浜の市街地は、街の端から端まで15分程度で歩ける小さな街です。
駅と埠頭、コンビニ、スーパーの徒歩での移動時間は下図のとおりです。
地元で配布していた長浜観光マップです。街の主要部はこの地図で言うと中央の川(肱川)の河口部分右岸(地図で言うと向かって左側)に集中しています。商店街も駅も青島への船が出る桟橋もこの狭いエリアにあります。
市街地を東西に貫いて商店街がありますが、営業している店舗は多くはありません。
商店街のなかに郵便局がありますが、大手の銀行はないので、銀行キャッシュカードでお金を下ろすならコンビニ(ローソン)まで行く必要があります。
宿泊は民宿で
長浜の街には、民宿が1軒あります。素泊まり一泊4500円5,000円です。
わたしはここに一泊しました。
ネット予約には対応していないので、電話で予約してから行きました。
- 電話番号: 0893-52-1471
- 所在地: 大洲市長浜甲623
- チェックイン: 15:00
- チェックアウト:10:00
- 宿泊料金: 素泊まり4,500円5,000円
- 公式ホームページ:民宿「漁亭」
宿のおかみさんは普段は向かいの建物にいます。民宿の前に着いたら電話をすると出てきて部屋に案内してくれます。
部屋は6畳程度の和室でした。民宿に泊まるのは初めだったので、ちょっと不安だったのですが、十分に清潔で、普通に泊まれます。
風呂は共用の浴室があり、24時間いつでも使えます。シャワーも付いています。ボディーソープやシャンプー、タオルは備え付けがあります。使い捨ての歯ブラシもあります。
トイレは共用です。ウォシュレット付きです。
廊下に共用の冷蔵庫があるので、前日の夜にコンビニで朝食や昼食用のおにぎりを買い込んでおくことができます。
翌朝は7時前に宿を出て船乗り場に並ぶ必要があるので、宿代は先払いしました。翌朝出発する際には宿の人を呼ばずに鍵を部屋において勝手に出て行ってよいと言われました。
買い物はスーパーかコンビニで
青島では一切買い物はできないので、必要な物はすべて長浜で購入していく必要があります。長浜には中規模のスーパーが1軒あります。また、市街地から少し離れた国道沿いにコンビニのローソンが2軒あります。
スーパー
スーパーは、1軒だけあります。営業時間は、朝9時から夜8時です。酒類のコーナーのみ夜7時に閉店します。
中規模ですが食品類の品揃えはよいです。ただし、お弁当やおにぎりはあまり置いていません。
特筆すべきは、猫の餌が充実していること。まるまる棚ひとつ分くらい各種の猫の餌が並んでいます。小さな猫缶から3kg入の大袋のカリカリ(1000円くらい)まで、よりどりみどりです。
なお、このスーパーは地図には「ショッパーズ」または「今治デパート」と記載されています。
コンビニ(ローソン)
コンビニは、国道378号線沿いと県道24号線沿いに、ローソンが2軒あります。ただし、いずれも市街地の中心から離れた場所です。鉄道の駅や長浜港からも少し距離があります。
具体的な場所は、記事冒頭の地図をクリックして拡大して確認してください。
なお、どちらのローソンも、猫の餌を扱っています。一番大きな袋は500g入のカリカリです。350円くらいでした。
食堂、レストラン
わたしは利用していませんが、国道378号線沿いに、食堂やレストランが数件ありました。豪華な食事がしたければイケスのある活魚料理店がありますし、簡単に済ませたければ定食屋や喫茶店のような店もあります。
昼食時も夕食時も営業しているようです。
所在地を地図にマーキングしておきます。
長浜の観光スポット
長浜で一番有名な観光スポットは、肱川にかかる「長浜大橋」(国指定重要文化財)です。
この橋は、日本最古の道路可動橋(はね橋)なのだそうです。長浜の商店街を突き抜けた先にあります。周囲の山の緑に赤い橋が映えて、なかなか美しいです。
長浜の街には、この橋のほかはこれと言った観光スポットはありません。
あえて言えば、美しい海が最大の観光資源でしょうか。晴れた日の夕方は、赤く染まる瀬戸内海が美しいです。
明日は朝6時に起きて、青島に向かいます。