埼玉県狭山市の智光山公園は野良猫が多数生息していることで知られます。昨年春にボランティアの方が実施した調査では約70匹の猫が暮らしていたとのこと。
智光山公園の猫たち
智光山公園
智光山公園は、東京ドーム約11個分の広大な公園です。そんなに広いと猫を探すのも大変だと思うでしょうが、心配いりません。猫がいるエリアは限られています。
下のイラストマップで言うと、ほぼ左半分。こども動物園より左側が、野良猫生息エリアです。猫散策おすすめルートを赤い点線で描いてみたので、参考にしてください。
バス停付近の猫たち
西武バスを終点の「智光山公園」で降りると、そのあたりにもう数匹の猫がいます。
こちらのキジトラは左目がありませんが、広い駐車場を数百メートルにわたって活発に動き回っています。
バス停付近の猫たちは警戒心が強く、なかなか近寄らせてくれません。やってきた子供たちに追いかけられたりするからでしょうか。
こども動物園あたり
公園で猫を探すこつは、人通りの多いところを重点的に探すこと。猫は餌をくれる人間が往来するところに居着きます。たとえば駐車場。駐車場は一般の人も通るし、ボランティアの方が餌やりをするスポットになっていることが多いので、猫たちはそのあたりに定住しています。
智光山公園の中ほどにある「こども動物園」の隣の駐車場にも、猫たちが居着いています。
アスファルトですりすり。
森の中の猫たち
智光山公園は自然を残した公園です。園内には森や林があり、小川が流れています。
森の中で出会って挨拶する猫たち。
伸びをした後は小川に降りて水飲みです。
下の写真の左の白三毛の後ろにキジトラがいるのわかりますか?
こうしてみるとキジトラはほんと保護色ですね。
釣り堀あたりの猫たち
公園内には広い池があり、釣り堀になっています。その前の駐車場も猫スポットです。
この付近の猫はなぜか無防備です。人が来ると寄ってきて、ごろごろしてくれます。
このあたりは子どもがあまりやってこないから、いじめられた経験がないのかも知れないです。
一見斜に構えた目つきのクロネコも実は無防備。
また一匹やってきました。
つりぼりの中を眺めて何を思うのか。
顔を洗って。
綺麗になりました。
花菖蒲園あたり
花菖蒲園のあたりに、寂しく一匹だけでいた茶シロ。通りがかる人に向かってしきりに鳴いています。餌がほしいのか、それともさみしいのか。
この子も無防備でした。
智光山公園へのアクセス
智光山公園へは、西武線新宿線の狭山市駅から西武バスで行きます。駅前の2番のりばから、約20分。190円です。
公園の周囲には商店もコンビニもありません。お弁当が必要なら、狭山市の駅付近で買っていった方がよいと思います。飲み物の自販機は公園内にたくさんあります。
西武線の狭山市駅前には飲食店は多数あります。松屋やぎょうざの満洲、ターリーズコーヒーなどもあり、食事をするところには困りません。