行願寺の猫はキジ白でした
行願寺(革堂)
京都の猫がいるお寺として、猫好きの間で知られている行願寺。天台宗のお寺です。
創建は寛弘元年(1004年)で、1000年以上の歴史あるお寺です。別名は「革堂」(こうどう)。
創建者の行円上人が、子を孕んだ母鹿を射止めてしまったことを悔いて、その革をまとって鹿を憐れみ、人々から皮聖と呼ばれていたことから、このお寺も革堂と呼ばれるようになったとのことです。
現在の本堂は文化12年(1815年)に建てられたもの。堂内には行円上人の作と伝えられる千手観音像が安置されています。
お寺の縁起は、猫とは何の関係もありません。行願寺が猫寺と呼ばれる理由は、単純に境内に猫がいるからです。
行願寺の猫さん
本堂にお参りしたあとは、猫探し。しかし、なかなか見つかりません。
以前どなたかのブログで、このハスの植木鉢で水を飲む猫の写真を見たことがあるのですが、今日はただの水があるだけ。
お地蔵さんはたくさんいるのですが、猫はいない。
住職手作りのグッズ(ひとつ500円)を買うと、売り上げの一部が猫のごはんになるのだそうです。しっかり猫を意識してますね。
でも肝心の猫はどこに?
境内をうろうろして、とりあえず猫ハウスは見つけました。
ごはんも見つけました。
もう限りなく猫に近づいていると思われます。
と、そこへ・・・よかった。
おはようキジ白ちゃん。
顔が小さめで、スタイルよいですね。
広くはない境内ですが、猫の縄張りとしてはちょうど適正な広さだと思います。
散歩についていってみる。
おしっこして。
埋めて。
ついて行ってみる。
さらについて行ってみる。
どちらまで?
鐘楼の石組みに登って。
屋根に登って。
はいこれで、塀を越えて隣家に行ってしまいました。
当分帰ってこなさそうなので、ここまでとします。とりあえず、会えてよかったです。
ネットの情報によると、このキジ白さんのほかにも、三毛猫さんや茶白さん、黒猫さんがいるはずです。また機会を探して、来てみようと思います。
行願寺(革堂)のアクセス
行願寺は、京都の都心部にあるので、近くを経由するバス路線は多数あります。
京都のバスを使い慣れない方の場合は、地下鉄の「京都市役所前」から徒歩で行くのが分かりすいと思います。京都市役所前駅の11番出口から地上にあがり、目の前の「寺町通り」をまっすぐ北上して約8分。寺町通りはよく整備された歩きやすい通りです。通り沿いの綺麗なお店を眺めながら歩けば、すぐです。
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