名古屋の猫スポットとして有名な名古屋港を散策してきました。このあたりは、以前は猫を捨てる人が多かったため、野良猫になった多くの元飼い猫が暮らしています。
名古屋港の猫たち
名古屋港の広い範囲に、猫たちはパラパラと散って過ごしているようです。
出会った猫たち
この日に出会えたのは十数匹でした。まだ肌寒いですが、午後から陽が出て、猫たちは気持ちよさそうでした。
黒猫。
日本の野良猫のど定番であるキジ白が2匹と、そして白猫。仲良しです。
尻尾と耳のあたりに少しだけキジトラの入ったキジ白猫。こちらをちらっと見て、トコトコ走って行ってしまいました。
名古屋港の猫たちは、ものすごく人懐こいわけではありませんが、かといって特に警戒心が強いわけではなく、人間との関係はつかず離れず程度です。
人が近づいても気にせずに、こんな風にゴロゴロしている子もいます。
接近成功。やっぱりキジ白が多いです。
こういう風に、2匹のペアでいる猫が多かったです。手前のキジ白はまだ子猫の雰囲気が残っていて、1歳にもなっていない感じですね。
並んで尻尾を垂らす2匹。
耳の先がV字にカットしてあるので、動物愛護団体による不妊手術(TNR)済みの猫だとわかります。
こちらは丸顔のキジトラ。冬なので鼻の頭が乾燥するのでしょうか。
きれいな淡い縞がでたサバ猫。
振り向くポーズは動きがあってかわいく見えますね。
上の猫に似ていますが、別猫です。少し吊り上がったアーモンド形の目が印象的なこの子。洋猫の血が入っているように見えます。
淡い色合いがきれいです。この子も耳がカットしてあります。不妊手術済みのマークです。
向かい合って鳴き声をあげるこの2匹は、仲が良いのか、威嚇しあっているのか、よくわかりませんでした。
ベンチの背もたれの一番上の角材で爪とぎするキジトラ。
ベンチの木はボロボロです。この子だけが原因ではないと思いますけど。
この「動物の遺棄・虐待は犯罪です」というポスターは、環境省と警察庁が作成したもので、全国の捨て猫が多い場所に掲示されています。そのポスターの支柱で爪とぎする捨てられた猫。
猫を捨てるのはやめましょうね。